第4回 「三輪」

日本を代表する伝統芸能でありながら、とかく敷居が高い、難しいと言われる能の楽しみ方を、能面や小道具をお見せし、実演を交えつつ分かりやすくお話します。

今回は大和の三輪の里を舞台にした能の古曲「三輪」を取り上げます。三輪は日本最古の神社「大神（おおみわ）神社」があるだけでなく、その辺りは大和猿楽の諸座の発祥の地でもあります。

美しい三輪の神の化身によって神代の恋物語と天岩戸神話が展開し、「覚るや名残なるらん」と締めくくられる、神秘的で幻想的な能です。

学ぶこと

日本を代表する伝統芸能でありながら、とかく敷居が高い、

難しいと言われる能の楽しみ方を、能面や小道具をお見せし、

実演を交えつつ分かりやすくお話します。

今回は能という芸能の概説と、平家物語にて平家転覆を図ったがために南海の孤島鬼界ヶ島に流され、

帰ることの叶わなかった俊寛僧都を主人公とした悲劇、能「俊寛」について解説しいたします。

【こんな方へおすすめ】

• 能楽初心者の方
• 能楽ファンの方
• 能楽、歌舞伎、文楽、邦楽など伝統芸能に興味がある方
• 神話や日本の古典、歴史物語に興味がある方
• 川口晃平ファンの方

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