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第2回 奈良時代篇その2
世界遺産・興福寺は平城遷都(710)にともない、 現在の場所(奈良市登大路)に移築され1300年の時を重ねています。
境内地約2万5千坪を有し、伽藍には五重塔・東金堂・北円堂・三重塔(いずれも国宝)が建ち、 国宝指定の仏像彫刻18件を所蔵する古刹です。
本講座では興福寺のあゆみと守り伝えられた伽藍や尊像についてお話をいたします。
第2回 奈良時代篇その2
「国宝 阿修羅像」その尊顔に魅了される人は多いでしょう。
09年に開催した「国宝 阿修羅展」では、当時、世界で一番入館者数の多かった展覧会になるなど、 仏像ブームの始まりとなりました。
今回は阿修羅像を中心に、天平乾漆像の隠された秘密についてお話します。
【こんな方へおすすめ】
- 興福寺や奈良に興味がある方
- 日本の歴史や文化に興味がある方
- 日本の伝統建築に興味がある方
- 神社仏閣に興味がある方
講師:辻 明俊(つじ みょうしゅん)
常如院住職/興福寺境内管理室長
1977年奈良県生まれ。2000年 大谷大学 文学部仏教学科卒業、興福寺入山。
2004年から広報・企画事業などに携わり、現在に至る。
2011年、一生に一度しか受けることを許されない「竪義」を無事に終え、2012年から興福寺・常如院住職。 2014年、興福寺・執事に就任。
2017年からは境内管理室長も兼ねる。
【著書】
『お坊さんに聞く108の智慧』(共著 藝術学舎) 2017年
『興福寺の365日』(単著 西日本出版社)2020年
講師:内藤 泰朗(ないとう やすお)
JAPAN Forward 編集長
英文ニュース・オピニオンサイト「JAPAN Forward」編集長。
青山学院大学物理学科卒業後、1989年に産経新聞社入社。
プノンペン、モスクワ、ロンドンの各特派員のほか、米ジョージワシントン大学ロシア・ユーラシア研究所でフルブライト客員研究員を務めた。
モスクワ駐在中の2005年、産経新聞の連載「日露開戦から100年 第2部 帝国の憂鬱(ゆううつ)」が評価され、ロシアの独立団体、メディアソユーズの「ゴールデン・ワード賞」銀賞を受賞。
ロンドン駐在中の2015年には、神風特攻隊の攻撃で父親を失った英国人が特攻隊員の遺族と対面するまでを追った一連の記事で、英国の外国プレス協会(FPA)「年間報道大賞」を受賞。
著書に「北方領土は泣いている」(共著)など。
1964年3月20日、東京生まれ。1男2女の父。
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