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第23回 ロシアのウクライナ侵攻から1年~世界を変えたプーチンの戦争は私たちに何をもたらすのか
ロシア軍が昨年2月24日、突如、ウクライナへの軍事侵攻を開始して間もなく1年。
ウクライナは多くの専門家たちの予測に反し、ロシア軍を押し戻して戦闘は長期化の様相を呈しています。
ロシアによるあからさまな侵略を目の当たりにし、世界は大きく変わりました。
何が変わり、プーチンの戦争は今後、どんな展開を見せ、私たちに何をもたらすのかー。
気鋭のウクライナ人国際政治学者で、日本研究者でもあるグレンコ・アンドリー氏(35)が、この1年を振り返り、近未来を予測します。
〈ゲストスピーカー:グレンコ・アンドリ―(Гуренко Андрій、Gurenko Andrii )プロフィール〉
1987年11月6日、ウクライナの首都キエフ生まれ。早稲田大学に語学留学後、キエフ国立大学日本語専攻課程を卒業。
2013年より京都大学に留学。
留学中にロシアがウクライナのクリミアを併合(2014年)、ウクライナ人の視点で情報発信し、メディアなどで一躍、注目を浴びるようになった。
日本ウクライナ文化協会(本部・大阪府八尾市)政治担当部長を務める。
著書に、ロシアのウクライナ侵略で問われる日本の覚悟(扶桑社、2022年)、プーチン幻想 「ロシアの正体」と日本の危機(PHP研究所、2019年)、ウクライナ人だから気づいた日本の危機 ロシアと共産主義者が企む侵略のシナリオ(扶桑社、2019年)など。
講師:内藤 泰朗(ないとう やすお)
JAPAN Forward 編集長
英文ニュース・オピニオンサイト「JAPAN Forward」編集長。
青山学院大学物理学科卒業後、1989年に産経新聞社入社。
プノンペン、モスクワ、ロンドンの各特派員のほか、米ジョージワシントン大学ロシア・ユーラシア研究所でフルブライト客員研究員を務めた。
モスクワ駐在中の2005年、産経新聞の連載「日露開戦から100年 第2部 帝国の憂鬱(ゆううつ)」が評価され、ロシアの独立団体、メディアソユーズの「ゴールデン・ワード賞」銀賞を受賞。
ロンドン駐在中の2015年には、神風特攻隊の攻撃で父親を失った英国人が特攻隊員の遺族と対面するまでを追った一連の記事で、英国の外国プレス協会(FPA)「年間報道大賞」を受賞。
著書に「北方領土は泣いている」(共著)など。
1964年3月20日、東京生まれ。1男2女の父。
JAPAN Forward
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