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考古学入門 発掘物語

戦後まもなく群馬県岩宿遺跡で、我が国初の本格的な「旧石器」が発掘調査で発見されました。

この遺跡の最初の発見者が、民間人 相沢さんだったことが大きな話題となりました。

その後、日本列島各地で「旧石器」が発見されるようになり「考古学ブーム」の先駆けともなりました。

しかも、東北地方に限って20~30万年前という大陸の「北京原人」と同じ位古い例も公表されました。

そのような中、2000年に前代未聞の「旧石器ねつ造事件」が起こったのです。

本講座では、岩宿遺跡発見の経過、その後の研究史、そして「ねつ造事件」の詳細などを解説します。


学ぶこと

考古学の世界は今日々進歩発展しています。

かつてのような文字が無い古い時代を扱うだけではなく、最近では戦国時代の城郭や江戸時代の大名屋敷、さらには明治時代以降現代までも調査対象となってきています。

しかも、その調査結果が従来の歴史的常識・定説を大きく覆す事例も数多く報告されています。

本講座では、各時代の著名な遺跡発見の経過経緯を詳細に説明しながら、さらにその時代の最新研究動向も解説していこうと考えています。



講師:山岸良二(やまぎし りょうじ) 放送大学・習志野市文化財審議会会長

1951年東京生。

慶應義塾大学大学院修了。

専門は日本考古学。

東邦大学付属中高校で44年間教鞭。退職後昭和女子大学、放送大学で教壇に。

日本最大の考古学会である日本考古学協会理事歴任。

テレビ出演多数、「世界一受けたい授業」日本テレビ、「ダークサイドミステリー」NHKなど。2021年はBSフジ「日本史の新常識」、2022年フジ「何だコレ!ミステリー」出演。

毎日新聞千葉版11回「習志野原今昔物語」連載。

江戸東京博物館で「方形周溝墓研究60周年」特別講演。

プラッツ習志野で「習志野騎兵旅団物語」特別講演。

編著作『考古学のわかる本』『関東の方形周溝墓』(同成社)、『古代史の謎はどこまで解けたのか』(PHP新書)、『いっきに学び直す日本史』(東洋経済)、『秋山好古と習志野騎兵旅団』(雄山閣)など66冊。
 

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