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第2回本草学と生薬

漢方薬を構成する生薬の多くは草木を起源とするため、本草という学問で論じられています。

『神農本草経』は、長い歴史の中での多くの人の発見や功績を、伝説の皇帝である神農様の偉業として伝える書物。

神農様は人々に医療と農耕の術を教えたことから医薬と農業を司る神とされ、医薬の分野では伏羲、黄帝とともに三皇とされています。

本草学では素材を分類し、人体にあたえる影響についても記載があり、食品と医薬品とを区別しています。

素材の持つ性質、味を考慮したメニュー作りなどにも活用されています。この回では、生薬のサンプルを見ながら、食品として使用できるものを紹介します。

また、「秋バテ対策」についてもお話しします。


学ぶこと

漢方は中国から伝わった伝統医学が、日本の風土、日本人の体質に合わせて発展した医学大系です。

漢方薬は漢方の中の薬物療法で、古典書籍にその効能や配合、調製法、服用法、注意事項などについての記載があり、また古典医書には漢方薬を構成する生薬(天然素材)についても詳しく記載があります。

医食同源という言葉があるように、生薬には日常食している素材も存在しており、長い歴史の中で素材が身体に与える影響についての情報も伝えられています。

一方、漢方が身近になった理由にOTC薬の拡大があり、利用者が選びやすいように様々なネーミングの漢方商品が登場しています。

この講座を通して自分に必要な漢方情報を学び、日常生活に役立てて頂けたら幸いです。

こんな方へおすすめ
・漢方薬に興味がある方
・東洋医学に興味がある方
・健康に興味がある方
・「医食同源」の考え方に共感する方


講師:緒方 千秋
北里大学北里研究所病院 漢方鍼灸治療センター 課長 薬剤師

1988年北里大学薬部卒業、1年半の医療機器メーカー勤務後、北里に戻り、生薬を用いた漢方薬の調剤業務に携わった。

現在は臨床の場を離れ、漢方の啓発、漢方関係の商品開発、地域や多世代との関わりを軸に活動の幅を広げている。

北里大学医学部・薬学部をはじめ、関東近郊の薬学部では漢方薬や生薬、漢方の歴史などについての講義を担当する。

最近では大河ドラマなどの漢方薬指導にも関わる。

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