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第3回平城宮の復元の最前線~第一次大極殿を中心に~

平城宮は8世紀に置かれた宮殿で、とりわけ良好に遺跡が残っており、特別史跡に指定されている。

ただし遺跡は地下に埋まっているため、発掘調査の機会などを除き、その様相を一般に知ることは難しい。

それゆえ、平城宮では発掘調査の成果を生かしつつ、上部構造の復元を進めており、1998年の朱雀門・東院庭園、2010年の第一次大極殿の復元が完成し、近年も第一次大極殿院の大極門(2022年完成)・東西楼の復元が進められている。

これらは古代宮殿の理解を進めるものであるが、復元検討の過程には多くの研究が詰まっている。その最前線を見ていこう。



学ぶこと

現代は過去の歴史の積層の上に成り立っており、現代の都市や建築もその上にあります。

それゆえ建築や都市を詳細にみていくことで、当時の建築や都市を取り巻く社会が見えてきます。

歴史の中でどのように造られてきたか、そしてどのような意味を建物が持ってきたかも解き明かすことができるのが建築史という学問であると考えています。

また日本は世界的にもまれな木造建築遺産に恵まれた国です。

これらの日本建築は東アジアの影響を少なからず受けており、対外交流史的な観点から技術や技術者の移動、さらには技術伝播の方法の解明に取り組んでいます。


こんな方へおすすめ
  • 日本の建築史や木造建築に興味がある方
  • 飛鳥時代や奈良時代に興味がある方
  • 古代の大陸との交流に興味がある方
  • 神社仏閣に興味がある方
  • 日本の歴史や文化に興味がある方





講師:海野 聡 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授

福島県生まれ。

1983年 千葉生まれ
2009年 東京大学工学系研究科建築学専攻博士課程中退
2009年〜2018年 独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所
2018年〜 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授(現職)

主要著書に『古建築を復元する 過去と現在の架け橋』(吉川弘文館2017年)、『建物が語る日本の歴史』(吉川弘文館、2018年、『森と木と建築の日本史』(岩波書店、2022年)、『日本建築史講義 木造建築がひもとく技術と社会』(学芸出版社、2022年)、『奈良で学ぶ 寺院建築入門』(集英社、2022年)など。

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