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第2回古代の宮殿と大極殿・朝堂院・内裏

諸外国とは異なり、日本では宮殿建築が建築史の主役になることが少ない。

それは社会制度において、天皇を中心とする古代の体制から幕府による体制へと変革があったことが影響している。

いっぽうで古代日本では、激動の東アジアのなかで、唐の手法の導入と日本の独自性の両者を組み合わせながら、独自性の高い宮殿を作り上げていた。

藤原宮・平城宮・難波宮・平安宮の各宮殿で、それぞれ空間構成が異なっており、その変遷を大極殿・内裏・朝堂院という三つの区画に着目しつつ、ひも解いていきたい。



私は現存する建築や文献史料・発掘遺構をもとに、日本の建築の歴史を研究しています。
学ぶこと

現代は過去の歴史の積層の上に成り立っており、現代の都市や建築もその上にあります。

それゆえ建築や都市を詳細にみていくことで、当時の建築や都市を取り巻く社会が見えてきます。

歴史の中でどのように造られてきたか、そしてどのような意味を建物が持ってきたかも解き明かすことができるのが建築史という学問であると考えています。

また日本は世界的にもまれな木造建築遺産に恵まれた国です。

これらの日本建築は東アジアの影響を少なからず受けており、対外交流史的な観点から技術や技術者の移動、さらには技術伝播の方法の解明に取り組んでいます。


こんな方へおすすめ
  • 日本の建築史や木造建築に興味がある方
  • 飛鳥時代や奈良時代に興味がある方
  • 古代の大陸との交流に興味がある方
  • 神社仏閣に興味がある方
  • 日本の歴史や文化に興味がある方





講師:海野 聡 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授

福島県生まれ。

1983年 千葉生まれ
2009年 東京大学工学系研究科建築学専攻博士課程中退
2009年〜2018年 独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所
2018年〜 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授(現職)

主要著書に『古建築を復元する 過去と現在の架け橋』(吉川弘文館2017年)、『建物が語る日本の歴史』(吉川弘文館、2018年、『森と木と建築の日本史』(岩波書店、2022年)、『日本建築史講義 木造建築がひもとく技術と社会』(学芸出版社、2022年)、『奈良で学ぶ 寺院建築入門』(集英社、2022年)など。

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